Q1:「なると金時」の特徴は?
透明感のある黄色い果肉や、繊維質が細くごわごわしない事、ほくほくした食感、甘さ(蒸し芋で22-25度、焼き芋で27-30度)など他のサツマイモとは違う風味を兼ね備え、サツマイモとしては国内で最も高価格のサツマイモとして知られています。
Q2:他の産地でもなると金時はありますか?
「なると金時」は平成19年4月20日に「地域団体登録商標」に登録されました。
これにより、徳島県「徳島市」、「鳴門市」、「板野郡」に農場を持ち、JA加盟の農家が栽培、出荷したものだけが「なると金時」となります。
他県(海外?)の「なると金時」の名称を付けたさつまいもは商標違反、それを販売した場合は景品表示法違反となります。
Q3:製品に「なると金時クッキー」などの名称はつけても良いか?
個別にご回答致しますのでメールまたはお電話下さい。
Q4:他県のさつまいもと栽培上の差はありますか?
「なると金時」は粗目の砂地で栽培されます。
他県に「なると金時」の苗を移植しても「なると金時」とは全く異なるさつまいもになります。砂地は窒素の滞留が少ない、水分コントロールがし易いなどのメリットありますが、作り手の技術が明確にでてしまう土壌です。熟練した栽培農家でなければ使いこなせない土壌と言えるでしょう。
Q5:ポジティブリスト、残留農薬対策は大丈夫か?
各JAと農家間で「栽培管理日誌」で使用農薬の把握、使用時期など厳格に管理しています。また「なると金時」は徳島県を代表する野菜です。ひとつの農家の違反が全体のイメージダウンにつながる事を各栽培農家が自覚しており、農薬防除に努めております。
Q6:トレーサビリティは?
弊社ではロット毎に原料がどの農家から調達したものか分かるように管理しています。さらにトレーサビリティを追求されるお客様向けには契約農家から調達した原料だけで製品を作ることもできます。
Q7:細菌、衛生管理は?
HACCPの手法を導入し行程ごとに管理しています。ロット毎に一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌を自社で検査しています。製造ラインはビス一つまで分解洗浄出来る機器です。作業終了後、徹底的に洗浄、殺菌しています。